人事・労務管理のエキスパート |
私ごとで恐縮ですが、私たち夫婦は里親として活動しています。東日本大震災の直後、親御さんを亡くした子ども達をサポートしたいと考え、里親に登録しました。
現在は、色々な事情で親元で暮らすことが難しいお子さんを一時的に養育する、養育里親として、子ども達と交流しています。様々な制約を乗り越えて、たくましく歩んでいく子達の成長を見守ることは、私達に大切な気づきをもたらしてくれます。
登録をする前は、里親って何か特別に条件が揃っている人がなるようなイメージを持っていました。共働きであること、家の間取りもいまひとつ、子育ての経験無し…自分達で大丈夫だろうか?
一歩踏み出してみると、子どもといっしょに歩んで行く気持ちがあれば、何とか務まるのだと実感しています。もちろん「子どもファースト」言うのは簡単でも、実践するには困難な部分も出てきます。その子にとってベストな選択、ベストが難しくてもベターな選択を周囲の大人が知恵を絞ってひねり出す。悩みながらも進んでいけるのは、児童福祉の関係者、学校、病院、里親会、ご近所との協力があってこそ。ありがたい気持ちでいっぱいです。
里親をやるかやらないかは別として、一人でも多くの方に里親制度への理解を深めていただくことも、間接的に子ども達のサポートにつながればという思いから、HPで少しずつ紹介していくことにしました。
里親は様々な事情により親と一緒に生活できない子どもを、自分の家庭に迎え育てます。
一言で里親といっても何種類かあるのをご存じですか?
・養育里親
・養子縁組里親
・親族里親
・専門里親
里親についての厚労省のリーフレットはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000178616.pdf
日本でも、社会的養護への理解が深まって、一人でも多くの子どもが安心できる環境で育っていけるようになりますように。